アンチエイジング
ブッシュとは藪とか低木といった意味がありますが、ブッシュフードは野生に生育する食材です。精製加工されすぎてしまい、エネルギーは高いが栄養価がそぎ落とされてしまった現代の食を省みる食材です。
その1つが山菜。
ただし山菜は身体に良いものとそうで無いものがありまして・・・行者ニンニクは滋養強壮食品。細かな説明よりは食べてみれば解ります。
読んで字のごとくにんにくの風味を持つこの葉と茎の植物はニンニクと同じユリ科の植物。イオウ化化合物の特徴と葉野菜の特徴を併せ持つこの食材はユニーク。ニンニクの芽とか茎とかは食しますが(ニンニクの葉はにらとネギの中間と考えれば参考になるでしょう)、こんな風に幅の広い葉を持っているニンニクの仲間ということが面白いのです。ニンニクよりすごいのはβ-カロテンや葉酸といった葉野菜の栄養価も持っていること。
お疲れの日本の殿方にこのメニュー。びんちょうマグロのたたきをダブル・ニンニク・ブッシュでまとめあげ、のりをあしらいました。過剰気味のエエルギーと飽和脂肪酸とn-6 脂肪酸を控え、大事な大事な局所の血流の事まで考えました。ここが他の滋養強壮メニューとの違いです。
ついでにブッシュフードを利用した朝食です。玄米納豆ご飯と山ぶどうジュースも添えました(手前)。こちらは次回以降に・・・。
今、糖尿病診療の勉強中です。とかくカロリーとか糖質にだけ目が行きがちな糖尿病。
ここは「血糖を下げるインスリンを分泌する、すい臓のβ細胞機能」に着目してみると、自分に必要な「血糖値を上げないための生活」が見えてきますよ。
写真はヤーコン
高齢になると血糖値が上昇してくる人がいる
特に沢山食べている訳でもないし、現在肥満でもないが糖尿病の人がいる。
糖尿病の薬を服薬して食生活その他も指導通りだが、血糖コントロールが悪化する人がいる。
・・・・・・みなさんも考えて見て下さい。
つまり不摂生していないから大丈夫、といって油断していると知らないうちに糖尿病が進んでいることがあるのです。
血糖は組織のエネルギー源。しかしインスリンが無かったり、インスリンの働きが良くないとうまく利用されないし、利用されない血糖はそのまま高血糖を引きおこします。インスリンを分泌するのがすい臓のβ細胞。β細胞が壊れるとインスリンが出せなくなります。
日本人はもともとインスリンの分泌の能力が低いのです。
高齢化社会みなさん長生き。しかしβ細胞は年齢が進むと機能が低下します。インスリンをもともと出す能力が低いし、機能低下の症状(血糖値の上昇)もでやすいということです。
β細胞の機能低下に関連しているものは
遺伝
肥満(インスリン抵抗性:インスリンが分泌していても効き目が低く血糖が高い状態になる)
糖毒性、脂肪毒性(血糖、コレステロールなどの脂質が高い状態はβ細胞を壊します)
小胞体ストレス・・・などがあります。
β細胞を守るために
肥満の改善が最も有効的。基礎代謝を下げないためにも運動をしましょう。
血糖は基準値内に。急激な血糖上昇はすい臓を疲れさせます。甘いペットボトルジュースをがぶ飲みしていると糖尿病になります。
それから脂肪の取りすぎに注意する。カロリーは同じでも脂肪比率が多いと肝臓への脂肪流入が増加しインスリン抵抗性(インスリンが効きにくくなる)を起こしてしまうからです。
運動は血糖利用を促進します。こまめに歩いてこまめに消費。
糖尿病の薬ですい臓からのインスリン分泌を促進する薬がありますが、こちらはβ細胞を疲れさせてしまうことがあります。
肉親に糖尿病の方がいらっしゃる方は、遺伝的にすい臓のβ細胞が弱いことがあります。
でもβ細胞を守るような生活をしていれば、大丈夫なことも多いのです。
β細胞を守る生活は、すなわちアンチエイジング・ライフです。ちっちゃな、ちっちゃなβ細胞を守れなくて自分の人生を守れるはずはないですよね。
雑穀ごはんと野菜のお鍋。一つ一つの食材よりは全体的なバランス。玄米ならなおよろしい。
これ二つのメニューでもハンバーグ1個分のカロリーだし、膵臓のβ細胞を守るメニューでもあります。
炭水化物抜きの食事は長期的に長続きしません。
もともと日本人はどんなものを食べてきたのか?そこを突きつめればβ細胞機能をいたわる食事も見えてきますよね。
医療保険適応外ですから答えは0円~無限大まで。自由診療ですね。基本的に予防医学ですから。ベーシックな知識があれば自分なりのアンチエイジング・ライフが楽しめます。
病気の状態を少しでも健康な状態に引き上げるのがこれまでの医療。
さらに健康で若々しく幸福な生活を楽しむための医療がアンチエイジング医学です。
遺伝子、細胞レベルの研究から臨床医療、さらに地域づくり行政までの広い領域でアンチエイジング医学は浸透しています。
アンチエイジング医学は手段であって目的ではありません。10人いれば10人のアンチエイジング・ライフ。食事・運動・生きる目標を持つこと・・・これらをいかに毎日実践していくかがテーマなのです。
女性にもてたい!これもアンチエジング医学の目的ですね。
きれいなお肌でいたい!これももちろんOKです。
40歳すぎると、なんだか疲れやすいなぁ。もしかして病気かな?
なんだか太ってきたわ。
健康診断で異常値がはじめて出たわ!
という方が多い。
しかし健康に留意している方は加齢のカーブが緩か。これをサクセスフルエイジングと呼ぶ方がいます。逆に不摂生していると、30歳はじめにはすでに検査値異常が出てしまう人がいて、なんだか最近そのような人が多いようです。
年齢が進むと基礎代謝は減り、筋肉は萎縮し、そこに脂肪が置き換わる。筋肉量が減ればさらに代謝が悪くなります。ここは運動量を増やすことである程度は改善できます。
老化度の指標に
筋年齢、血管年齢、神経年齢、ホルモン年齢、骨年齢、場合によっては肌年齢を計測する。アンチエイング・ドックで実施しています。
自分の一番弱いところから症状は出ます。体力・気力は変わらぬまま、しかしホルモンが急に減少するとアンバランスな状態がいろいろな症状を引き起こします。ホルモンは補充できます。筋年齢は運動で改善可能。骨と血管年齢は生活習慣で予防。
バランスよく年齢をかさねる、できれば緩やかに・・。それをささえるのがアンチエイジング医学。
アンチエイジグクリニックやドックは首都圏に数箇所あります。内容によって診療費は幅があるようです。
仕事や生活に悩殺されている方々・・・そんな日常から脱出して自然に抱かれませんか?
きれいな空気、水、潮騒、夜空、風、そして食事、フレンドリーな人々、メール圏外。そこに数日間,身をゆだねたら、きっと自身のベスト・コンディションを知ることができるでしょう。自分に自信がもてます。
私はアンチエイジング旅として、たまにエスケープ。鹿児島の指宿でサツマイモほり。
ハッピーィ!
最近ちょっぴり残念なのはキレイな女性が少なくなったかな?という事です。そこそこ可愛いひとは沢山います。でも「うわぁ~奇麗!」っていう方が・・・。もしかしてそれは食事が原因かも。お肌も髪の毛も爪も、そしてその脳も食べたものでできているんですよ!
写真は秋田美肌研究会でのランチ。食べることを見直して美貌アップ!
肌は外側から見える場所なので状態が良くわかる場所です。体調や老化などが現れやすい場所ですよね。
お肌の美容は
1. 内側からのキレイをめざす:これは健康的な生活が大切です。食事・運動・睡眠・禁煙・ストレス回避・・・そしてプラスアンチエイジングの知識が約にたちます。胸きゅんも忘れずにね。
2. 外側からのきれい(お手入れを考える):紫外線と乾燥対策は重要です。中年期以降はお手入れも人さまざまです。
お金をかける人もかけない人も・・・共通事項はライフスタイル
きれいな肌は肌年齢で評価します。
くすみ年齢
しわ年齢
しみ年齢
毛孔年齢
もち肌年齢
まずは内側からのキレイ
さてみんなちゃんと食べているのかな?特定のものだけ食べていたり、サプリメントだけに頼っていると美肌にはなれません。
内側からの美肌づくりのために
コラーゲンの状態をよくする
活性酸素を除去する
血行を良くする
この3つのためには
きちんとタンパク質をとること。
食べ物の栄養密度を濃くすること(エネルギーを抑えて栄養素はきちっととること)。
良い野菜・果物を取ること。
良質の脂肪をとり脂肪バランスを良くする事。
食物繊維をとり、腸内の状態を良くすること。
朝食をきちんと食べること、特にタンパク質も同時に食べることが体温を上昇させ、血流を良くするポイントです。牛乳を加えるのがベター。タンパク質その他肌に良い成分がぎっしりです。私は、朝のミルクは欠かしていません。骨も気になる年齢だし・・・。牛乳を悪く言う人が多いのが残念だなぁ。
ビタミンEの摂取の為にナッツ少量。
体温上昇イコール生姜・・・なんだかこればかり先行していますが、生姜ではコラーゲンの材料のタンパク質は取れないし、コラーゲンの変性を防ぐ抗酸化物質は少なめ、また一回ポッキリの摂取では体質改善には結びつきません。
朝、げんきに「おはようございます」の一言は、あなたの女度をアップさせます。
もし興味があれば
カテゴリーアンチエイジング:2月28日抗酸化物質、3月2日油の摂取でわかる「出来る男度」、3月4日ブログ・炭水化物の常識なくして美味しい野菜を語ることなかれ、をそれそれ参照してください。
写真はモロヘイヤスプ。栄養密度の高いモロヘイヤにオリーブオイルで充実感。ナンに合います。
良い野菜・果物は新鮮できちっと生産されたもの。大事なビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富で、収穫後の消耗が少ないものを選ぶことが大事です。
写真は熊本・阿蘇のベビーリーフ。
ちっちゃいのに豊富なポリフェノールで抗酸化能抜群。ビタミン、ミネラルも豊富です。洗ってすぐに食べられるのも魅力です。
美肌食はやはり自分で料理するのがてっとり早く確実ですね。いい女度はさらにアップ!
忙しい?
だったらいい素材のメニューに惜しまずお金を使いましょう。これが本当の美食です。写真はホテルニューオータニ内ステーキハウスのメニュー。お肉も一流だけど、付け合せの野菜もサラダ・バーの野菜も一流です。
仕事が出来て食べっぷりのいい女性はもてます。フェロモン出ますから。
いい恋愛で胸キュンしていい女、そしていい仕事へと野菜上昇スパイラル!!!
ただし頑張りすぎの睡眠不足は小じわ(ちりめん皺)とシミの原因になります。写真はちりめんキャベツ(サヴォイ・キャベツ)。
お肌、外側の要因については後ほど。男性もためになりますよ!

医師(放射線科専門医・日本医師会認定産業医・抗加齢医学専門医)岩手医科大学卒業。野菜ソムリエ(最高位のシニア・ベジタブル&フルーツマイスター)。
画像診断医として、また国保診療所長としての地域医療の経験から、食の変化と生活習慣病との関連を追求し、その問題解決の困難さ、複雑さに気付く。医療機関の枠を超えた「予防医学活動」を通じ、健康な食と暮らしに関するメッセージを発信する「ベジタブルフォーキャスター(Vegetable forecaster)」として活躍。
















